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FXも良いことばかりではありません。メリットがあればデメリットも存在します。
確かに上手く運用する事ができればハイリターンで大きな利益を得ることは可能です。ですが当然リスクも伴います。
そこでFXのデメリットにはまず「為替変動リスク」がげられます。
この為替変動リスクは外国為替取引に必ずといっていいほど付随してしまうリスクですのでよく覚えておきましょう。
為替変動リスクとは、資産が外貨の時為替レートの変動により外貨を円に戻した際に影響を受けてしまうことです。
FXでは売るか買うかどちらかのポジションを持ち外貨による資産を持っている状態になりますので、このようなリスクを負わざるをえないのです。
このようにFXにはこの為替変動リスクの他にも様々なリスクを伴いますので、FXのリスクについてきちんと把握しておきましょう。
先ほどポジションという言葉を使用しましたが、FXの場合でいうポジションとは外貨を売るか、買うかした時にまだ取引が終了せず決済が済んでいない状態の事をいいます。
FXでは為替変動リスクを伴うため、例えばスワップポイントで年利5%の利益を得られたとしても、為替変動により10%値下がりすると損をする場合もあります。
だからといってもちろん下がりっぱなしということはありません。
例え下がったとしても上がる可能性もありますから、必ずしも危険であるとは言えないのですが、安定した運用を期待する方にとってはこれはリスクになります。
そのためFXで為替リスクを回避するには、通貨の値段がどのように変動するのか分析するしか手はありません。
ちなみにこれらを分析するのであれば「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」によって可能となります。
FXのリスクには「金利変動リスク」があります。
簡単に言うと、取引した2国の通貨間の金利水準が変化する事で損失が生まれてしまうことです。
そして「スワップポイントの変動」と「通貨価格の変動」これら2つの影響によって伴うのが金利変動リスクです。
しかし2つの中でもスワップポイントの変動については通貨間の金利差ということもあり金利変動の影響をまともに受ける事になります。
このようにFXには「金利変動リスク」のリスクを伴う事になります。
そこで一つ例をあげてみますね。
円の金利が0.4%で米ドルの金利が5.25%の場合に、米ドル/円買いをするとスワップポイントは2つの通過間の金利差ということで、
5.25% − 0.4% = 4.85% となります。
そして例えばここで円の金利が0.4%から1.0%に上がった場合のスワップポイントは
5.25% − 1.0% = 4.25%
となり受け取れるスワップポイントが減ることになる。ということです。
これが金利変動リスクです。
先ほどFXの金利変動リスクで「スワップポイントの変動」と「通貨価格の変動」これら2つが金利変動リスクに影響を与えると言いましたよね。
そこで「通貨価格の変動」とは、金利が大きく下がってしまった場合、FXでは誰もが損をしたくないがために、より金利の良い通貨を買いたいと考えますよね。
しかしその結果、金利の良い通貨を皆さんが求めるため需要が縮小してしまうのです。
そのため需要と供給のバランスがアンバランスになり金利の良い通貨の価格が下がってしまうというものです。
このようにFXのリスクとされる金利変動では、先ほど説明したスワップポイントの変動とここで説明した通貨価格の変動に大きく影響されるというわけです。
FXのリスクには「信用リスク」が伴います。
これは簡単に言うと、もし万が一自分が取引している会社が経営破たんなどで倒産してしまった場合、預けていた保証金などが保全されない。つまり回収できないというリスクです。
そして信用リスクを回避するには、FXを始めようとする私たち自身が取引するFX会社を選ぶ際に慎重に吟味する必要があります。
そこで信用リスクを回避するためには以下の2点に注意してFX会社を選びましょう。
・クリック365と呼ばれるFX取引の公設取引所に上場しているのか?
・証拠金の管理方法はどのようになっているのか?
以上の2点に注意してFX会社を選ぶ必要があります。
しかしクリック365に上場していないからといって全てのFX会社が危険というわけではなく、そういうFX会社の中には、証拠金の管理がしっかり行われることでお客の資産の安全性を向上させているFX会社もあります。
このようにFXでは選ぶFX会社によって「信用リスク」を伴う事になる為、このリスクを回避したければ上記に挙げた2点いずれかのFX会社を選ぶようにしましょう。
FXには「流動性リスク」があります。
これはある通貨に関して取引量が少ない場合、レートの提示が困難で市場状況により取引が不可能になるというものです。
例えば戦争やテロ、そして相場変動が大きく影響し流動性が低くなるとどうしても不利な取引しかできなくなりますよね。
FXの場合、ある国の通貨と他の国の通貨がどれだけ交換しやすく、取引が活発に行われ容易に売買が成立するかがポイントになります。
そのため通常の外国為替市場であれば活発に取引が行われるため流動性が高いのですが、もし戦争やテロなどが発生したり、相場変動が大きく動いた場合は流動性が低くなってしまいます。
このようにFXでの流動性のリスクは、売るか買うかいずれかの取引が不足すると、それが要因となり起こるリスクなのです。
では先ほど説明したFXの流動性リスクですが、もし流動性が低くなった場合、具体的にどのような影響があるのでしょうか。
ここでは流動性が低くなってしまった状態で通貨を買う取引をするとどうなるのか一緒に考えてみましょう。
FXでは通貨の値段が売り注文がどれだけあるかで高いか低いかが決まります。
つまり売り注文が少なければ通貨の値段は高くなりやすくなるのです。
これがFXでの需要と供給のバランスです。
しかし流動性が低い状態で買いの取引をする場合、どうしても買いたいわけですからその通貨を高い値段で買うしかありません。
そのため流動性リスクを伴い不利な取引をせざるをえなくなってしまうのです。
これがFXの流動性リスクの影響になります。
FXでは「カントリーリスク」を伴う事も有ります。
これは簡単に言うと自分が売買取引しようとする対象の通貨国が何らかの原因により売買注文に支障をきたすというものです。
例えば取引しようとする対象の通貨国で、政治や経済そして社会などの混乱、制度が変更になったり、天災地変、通信障害などの様々なやむを得ない事由が発生したとします。
もしこのような事態に陥った場合、売買取引が制限される可能性が出てくるのです。
そうなってしまった結果、予想だにしない損失が生じてしまうこともあるということです。
これがFXのカントリーリスクになります。
ちなみにFX会社によっては、このカントリーリスクが生じた場合についての対処法なども予め決められているところもありますので、それについても確認しておきましょう。
FXでは「ロスカットに係るリスク」も伴います。
そこでロスカットとは、ロスつまり損失をカットするというものです。
もっと具体的に言うと、ロスカットは外国為替取引の時に取引をする人の任意により損失の範囲を設定し、この範囲まで相場が変動すると自動的に反対売買を行う事で損失を限定させ、リスクを一定の範囲内に抑えるというものです。
FXでもFX会社によって損失が膨らんでしまわないように自動的にロスカットするよう設定されているところもあります。
しかし急激に相場が変動したりした場合、為替レートの状況次第で自動的に設定されているロスカットが不可能になることもあるのです。
そうなった場合には損失額が予想外に大きく、預けた保証金の額を上回る可能性もあり、FX会社によっては、この場合未清算額を支払わなくてはならなくなる場合もあります。
FXの特徴とも言えるレバレッジですが、実はこれについてもリスクを伴う場合があります。それが「レバレッジリスク」です。
確かにFXであれば少ない保証金、投資金額でレバレッジ効果を得られる取引が可能となります。
しかしレバレッジ効果による利益は時に多大となりますが、その反面多大な損失を被る場合も出てくるのです。
そのためFXの特徴でもあるレバレッジ効果については、利益を得られる反面で損失も大きくなることもあり、場合によっては最初に預けた保証金より損失額の方が大きくなってしまう可能性もあるのです。
これがFXの「レバレッジリスク」です。
FXについてもやはりというべきでしょうか。
数あるFX業者の中にも悪徳業者が存在します。これが「FX業者のリスク」です。
これからFXを始めようとする私たちに「絶対儲かる」といったような謳い文句で勧誘してくるFX業者がいるのです。
また最初に預ける証拠金額も法外で高い証拠金を求められたりすることもあります。
しかしもしFX業者の選択を誤りこのような悪質業者と取引をしてしまった場合、万が一自分が取引しているFX業者が破綻し倒産してしまっても証拠金の分別管理がされていなければ、証拠金そのものを失うことになりかねません。
そのためFXであっても、FX業者のリスクは伴いますので、FX会社を選ぶ際には十分に注意して信頼できるFX会社を選んでください。
FXに伴うリスクのまとめとして、FXでは確かに期待する以上の大きな利益を得ることは可能です。ですがその反面では値下がりした際に差損が大きく返ってくるのが外国為替です。
そしてFXではもし多大な損失が発生したとしても、最初に預けた保証金の元本の保証はされていません。
そのためFXを始める私たち自身がFXのリスクを理解し出来る限りそれを回避しなくてはなりません。
その手段としてまずはFXを余裕資金の運用法として捉え、少ない金額から始めるのが賢明ではないでしょうか。
更にはFX会社をきちんと選び信頼できる取引会社で取引をし、変動し続ける為替相場のチェックも怠らず、利益と損失の確定を早めにすることでリスク分散をするなどの方法があります。
このようにFXを始めるのであれば、取引に伴うリスクを自身がきちんと理解したうえでFXを始めるかどうかを検討する必要があります。